理想と真実2
□最後のジム戦
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トウコとダイケンキはソウリュウジムにやって来ていた。
「これが私達の最後のジム戦になるんだよね」
「ダー」
「シャガさんに勝たないと、チャンピオンロードには行けない…絶対に勝とうね!」
「ダー!」
ダイケンキは強く頷いた。
そしてトウコはついにソウリュウジムの中に入った。
ソウリュウジムはイッシュ地方の最強のジムにして、最大の試練と言われている。
つまりシャガはそれほどの実力者なのだ。
腕試しトレーナー達も今までのジムのよりも明らかに強い。
トウコは何とか全員倒し、ついにシャガの元へたどり着いた。
「よくぞ参られたな、待っておったぞ、トウコよ」
「はい」
「……今私が求めるのは明るい未来をみせてくれる若いトレーナーの存在だ。
君がアイリスのように私に未来をみせてくれること望んでもいいのだろうか?」
「…はい…私は明るい未来を目指します!」
「ダー!」
トウコの返事にシャガは僅かに微笑み、バトルフィールドの端に移動し、審判が真ん中に立った。
そしてトウコもシャガの反対側のフィールドの端に立った。
「それでは、これよりジムリーダー・シャガvsチャレンジャー・トウコのバトルを始めます!」
審判が高らかに宣言し、ルールを説明した。
「使用ポケモンは3体、チャレンジャーのみ交代は自由です!相手のポケモン3体全てを戦闘不能にした方が勝者となります!」
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