理想と真実2

□2人目の四天王
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四天王カトレアに勝利したトウコは、中央に戻って来ていた。


回復の薬と元気のかけらを使って、ワルビアル達を回復させると、他の四天王と戦うべく、違う入り口に入った。





そこは格闘技のリングのような物が設置されていて、トウコは目の前に用意された乗り物に乗り四天王の待っている場所に上っていく。


頂上まで辿り着くと同時にライトがつき、バトルフィールドの中心には1人の男性が立っている。


男性は胴着を着ていて、褐色肌をしている。




「挑戦者よ……私の名はレンブ」

「私はトウコです」


お互いに自己紹介を終えると、レンブは語り始めた。


「私は格闘の道を極めるべく、師匠アデクのもとで修行を続けている。そして、お前も我が師匠が認めたトレーナー!」


レンブはトウコを見据える。


「その強さ……どれほどのものかみせてもらうぞ!!」

「はい!」


トウコが力強く頷くと、レンブはボールを投げた。


「試合の始まりだ、ナゲキ!」

「ココロモリ、頼んだわよ!」


トウコは相性の良いココロモリを出した。


「ルールは4vs4、挑戦者のみ交代は自由だ!
では、始めるぞ!」

「はい!ココロモリ、エアスラッシュ!」


トウコが先に指示を出し、ココロモリは幾つものエアスラッシュをナゲキに向かって放った。



「かわせ!」


ナゲキはエアスラッシュの軌道を読み、華麗にかわす。



「ストーンエッジ!」


ナゲキのストーンエッジがココロモリに向かう。


「サイコキネシスで弾いて!」


ココロモリはサイコキネシスでストーンエッジをナゲキに弾き返した。

だが、ナゲキはそれも全てかわした。




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