理想と真実2

□3人目の四天王
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四天王レンブに勝利したトウコは再び中央に戻り、ポケモン達を回復した。

そしてまた違う四天王が待ち構えている場所の入り口へと足を踏み入れた。


入った部屋は、華やかな雰囲気の洋室。



トウコは頂上に行くための乗り物に乗りこんだ。

乗り物が上がるにつれ通り過ぎざまに柱に火がついていく。


頂上に到着するとレッドカーペットの先に黒いスーツを着こなした男性がいた。



「やれやれ……今日はどういう日かな?
続けざまに挑戦者がやってくるとは……」


男性は少し気だるそうに喋りながら、トウコを見据えた。





「まあいいさ……四天王ギーマ…その役割に従いお相手するまで」

「私はトウコです。
よろしくお願いします」

「ルールは4vs4…挑戦者のみ交代は自由だ」

「はい」


ギーマとトウコはフィールドを挟んで向かい合う。




「さぁ始めようか…いくんだ、ズルズキン!」

「ズルズキン…なら、ダゲキ、頼んだわよ!」

「ゲキ!」


悪・格闘タイプのズルズキンに対してトウコは相性の良いダゲキを繰り出した。



「じゃあいきますよ!ダゲキ、かわらわり!」


先に指示を出したのは、トウコ。

ダゲキはズルズキンに接近し、かわらわりを決めた。

効果抜群だが、ギーマは慌てる様子がない。


「ズルズキン、砂かけ!」

「ゲキッ!?」


砂かけが命中し、ダゲキの視界が奪われる。


「あぁっ!」

「続けて、どくづき!」


砂かけで視界が奪われているため、ダゲキはどくづきを避けられなかった。




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