新たなる闇の風
□始動
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レオ達は目覚めたＮにプラズマ団にトウコとポケモン達が連れ去られてしまったことを告げられた。
戸惑いを隠せないチェレンとベルだが、気持ちを新たにし、必ずトウコ達を助け出すことを誓った。
「そういえば、ベル…この人達は？」
チェレンがレオとミレイを見て、首を傾げながら尋ねた。
「あっ！まだ紹介してなかったね」
「初めまして。私はミレイ」
「レオだ…エーフィはフィリッジで、ブラッキーはルラだ」
「初めまして、ボクはチェレン」
お互いに自己紹介を終えると、ベルがチェレンはジムリーダーであることを教えた。
「へぇ…チェレンさん、強いんですね」
「まさかジムリーダーになってるなんて驚きだよ」
Ｎも僅かに驚いている反応をしている。
「まだ新米だけどね。強いかどうかは分からないけど、ジムリーダーとして、トレーナーの目標になれるよう精一杯頑張って勤めているよ」
「凄いですね。それより、トウコさんってどんな人何ですか？」
ミレイが今まで聞きそびれていたことを尋ねた。
「前にも話したけど、トウコはアタシとチェレンの幼なじみなの」
「ボク達は、一度もトウコにポケモンバトルで勝ったことがないよ」
「そんなに強いんだ…トウコさんって」
「……強いのはあくまでポケモンだろ」
「確かにそうだけど、トウコは人とポケモンを思いやる優しくて強い心を持ってる」
Ｎはトウコのことを思い浮かべながら言った。
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