赤を纏う

□Prolog
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それじゃあ、噺をしようか。
とある石盤を中心に紡いだ物語。

様々な想いが交差し合いながらも、運命は決して交わることはない。

捻れ、のたうち、解れて、切れる。

これは、キズナの物語の始まり。

赤色の王が誕生する、ほんの少し前の噺。



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