猫の休憩室

□9月12日
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そんな光景を一通り見てから、再びアルバロへ向き直ると、鈴村は苦笑を浮かべながら言った。


「それに1人じゃないんだし、退屈にはならないから良いかなって……」

「鈴ちんって、マイペース過ぎ〜…」

「いや、お前が言うなよ」


どこから仕入れたのか分からないが、紫原の手の中には、お菓子が沢山あった。


「鈴も敦も、似た者同士だな」


そう言ったのは、朱雀。
そしてその隣には、さして興味もなさそうにシャボン玉を吹くウタカタがいた。


「僕は?僕は誰と似てるの?」


鈴村の膝の上に座っていたリュウタロスが、キラキラと目を輝かせながら、聞いてきた。


「んー…。リュウタは、ラビだな」

「うん。ラビ君だね」

「俺?てっ…、照れるさ〜////」


照れ臭そうに頭を掻くラビ。



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