07/14の日記

00:33
綱吉転生別人ネタ
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このネタの大まかな設定は……。


1.
ボンゴレの血筋を引く家柄に生まれた少女は、次期ボンゴレ十代目候補に相応しい人間になるべく、幼い頃から英才教育を受けるようになる。
少女の両親は他の候補者が潰しあって共倒れになるのを祈りつつ、厄介なお家騒動に巻き込まれないよう、少女の存在をひた隠す。

2.
年頃になり、実力もつけた少女だったが、XANXUSを破り新たな次期ボンゴレ十代目候補として名を挙げた少年の存在を知り愕然。
せっかくドンナ・ボンゴレを産んだ偉大な母として優雅に過ごせると思っていた少女の母親が発狂。そのまま還らぬ人に。
この時少女は母親を亡くした悲しみから、自分を蹴落としてボンゴレ十代目候補となった少年を逆怨みし、復讐を誓う。

3.
ファミリーの総力をあげて作り上げた媚薬効果のある香水を持ち、ボンゴレ十代目候補である綱吉を罠に嵌める。
もろもろあって少女の罠に嵌まってしまった綱吉は、仲間や家族、そして組織から切り捨てられ、暴力を受け始める。
少女の罠に嵌まってしまったが、全面的に自分に非があると自身を責めた綱吉は、自ら命の終止符を打つ。

4.
綱吉がいなくなり、ボンゴレ十代目候補になった少女は、全て自分の思い通りになったことや、母の仇を討てたことで最初は喜んでいた。
しかし喜びも束の間、短い間でも綱吉といた時間がとても安らぎに満ちていたことに今更ながら気付き、綱吉の後追いを決意。

そして新たな話が始まる―――。


という、管理人しか楽しくないネタです。
綱吉の転生別人ネタですので、綱吉が綱吉らしくありません。
また、例によっては例の如くオリキャラが出っ張る予定なので、苦手な方はこのままスルーしてください。

どんな設定でも綱吉が愛されていればそれで良し!と豪語される御方のみ、下へスクロールしてください。
以下、ネタ駄文になります。







































古城光には最近、友達になったばかりの人物がいる。
その人物とは、同じクラスの『神宮空人』という少年だ。
艶やかな黒髪、黒曜石のような瞳。すらりと伸びた手足、モデル並に整った顔立ち。頭も良く、運動も出来る。
まさに才色兼備、眉目秀麗の代名詞を、そのまま絵に描いたような少年だった。

光が空人と友達になったきっかけは、単純に空人の役に立ちたかったことから始まる。

二人が友達になる前のこと、光は空人が誰かと一緒に遊んでいたりつるんでいる姿を一度も見たことがなかった。
同校の女子はおろか、他校でも彼の人気は凄まじく、一時はストーカー紛いな被害に遭ったとか。
ただでさえ整った容貌を持っているのに、それに加えて頭脳明晰、運動神経抜群までプラスされたら、熱狂的な女子も次から次へと沸いてくるだろう。

しかし、それが原因で軽く女子恐怖症、対人恐怖症になったらしく、常に単独行動を取っていた。

モテない人間からすれば贅沢な悩みだと思うが、モテる側にも相応の苦悩があるのだろうと、光は思った。
そんなあまり人付き合いが上手くない空人の為に、光は『彼の役に立ちたい』と、純粋にそう思った。
それからというもの、光はなるべく空人の側に付き添い、話をするようになった。
クラスメイトとコミュニケーションがとりにくい空人の代わりに発言したり、その逆も然り。
光はクラスメイトと空人を結ぶ掛橋となった。










光が空人と一緒にいるようになって、知ったことが幾つかある。


まず一つは、口下手なのか、空人はあまり喋らない。
どちらかというと聞き上手な方らしい。

もう一つは、動物に好かれること。
空人と光が一緒にいた場合、たいがいの野良猫や野良犬は空人の方へとすり寄っていく。
動物に好かれようとする人間は沢山いるが、動物の方から好かれる人間はそうそういない。
クラスの中で「暗い奴」だの「すかしてる」だの言われて浮いた存在の空人だが、やはり根は良い奴なんだと、光は改めて思った。

更にもう一つ、金属アレルギーであること。
ほんの少しでも身体に触れてしまうと蕁麻疹が出てしまう体質らしい。
その為、父親から譲ってもらった純銀製の時計は一度も身に付けたことがないと言う。
なんというか……哀れ。

そして極めつけは、何といってもゲーマーなこと。これには光も驚いた。
あまりゲームに興味なさげな雰囲気の持ち主だというのに、結構ハマるタイプらしい。
ちなみに音ゲーは難易度究極でプレイするのが彼の中での常識だとか。


他にもまだまだ知ったことは沢山ある。
そして光は空人と一緒にいるのが当たり前になり、二人はいつしか誰もが認める親友の間柄となった。

「何かあったら俺に頼れよ、空人。俺がお前を守ってやっから!」

「………そういう台詞は彼女や恋人になった相手に言ってやれ、光」

呆れたようにため息を吐きながら呟く空人に、光はにっこりと満面の笑みを浮かべた。



うん、大丈夫。君は安心して。
今度こそ、俺が君を守るから―――。












気付かれた御方はきっといるはず。
はい、この『神宮空人』こそ、綱吉の生まれ変わり?の方です。
でも『古城光』の立ち位地が曖昧……(汗)
一応前世で綱吉と繋がりのあった人物の予定ではあるのですが、誰にしようかはまだ決めていません。

綱吉を追って後追い自殺した少女でも良し。
実は綱吉の味方だった守護者の誰かでも良し。
綱吉と懇意にしていたクラスメイトの誰かさんでも良し。

この転生先でも悪女登場予定です。
そしてあっさり空人に惚れちゃうっていう……。
でも光やその他の女子が総力を上げて空人を守るので、おそらく今度こそ幸せな人生を歩んでくれることでしょう。

ちなみに空人は沢田綱吉としての記憶がバッチリ残ってます。
だから前世において少女に嵌められた時の恐怖心があり、女子が苦手だったりと……そんな感じです。

設定だけは考える。でも後のことは考えない。
それが当サイトの管理人の正体です☆(←終わってるね)

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