GANTZ(ぼ)
□liquor
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「うーん…」
「はぁ……、」
今
ホスト侍もとい氷川は西という少年と2人で道を歩いている
ことの発端はガンツミッションが終わった後1人酒でも飲もうかと氷川がガンツ部屋を出ようと思った時だった
「オイ、そこの金髪」
話しかけてきたのはずっとそこに立っていた1人の少年
「………」
氷川からの返事は無い
「ンだよ、無視かよ」
少年は小さく舌打ちした
「何か用か……チビ」
「あ゛、チビっつーな」
「………チビなんだから仕方ねーだろガキ」
そう言いながらポケットに入れていたZippoのライターでタバコに火をつける
吸い込んだ煙を口から吐き出す
「お前は何でそんなに強いんだ?」
「………」
「俺はずっとこのガンツの部屋に送られて来た人間を見てきた」
「………」
「お前は強い。俺が見てきた中でも段違いに」
、