GANTZ(ぼ)


□凸凹 デコボコ ※
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「あっ、」



「ん?」








いつもの駅で偶然会った



見覚えのあるデカイ身長

見覚えのあるあの髪型







「チッ…。」







無視して歩いていくとやつは







「ちょっ、ちょっと待てって、おい西!西だよなぁ!?俺、加藤!」







と俺の肩を叩く



マジうっとうしい







「人違いじゃないんですか」



「えぇッ!?いやでも絶対西だろ」


「はぁ!?だから何、俺はオフの日になんでお前なんかみたいなやつに構ってやらなきゃなンねぇんだよ」



「そんなこというなッて、な?」







何その無駄に爽やかな笑顔?


偽善者が‥‥。



俺の胸にイライラが募る








「付いてくんな…。」



「なぁなぁ!西ってこう、いっつも1人なワケ?友達とかいねーの」







妙に核心をついた質問をしてくる加藤


その時ちょうどホームに電車が来ることを知らせるアナウンスが流れた



するとビクッと顔を強ばらせる加藤
電車に何かトラウマでもあるのだろうか




西は初期の頃加藤が電車に轢かれてガンツの世界に来たのだと説明していたことを思い出す


確か‥。
電車にアタックだったっけな





昔の懐かしい思い出に無意識に頬を緩ませた


あの時は笑いこらえるの必死だったぜ‥‥。







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