拍手ありがとうございます!!

短いですが小ネタを一つ。


<新婚沖斎>現パロ



一君が一人暮らしするマンションに僕が押し掛けて、早ひと月。


がちゃり


先に大学から帰っていた僕は読んでいた雑誌を投げ出して玄関へ駆け出す。


「おかえり、一君」


入ってきた一君を抱きしめて、おでこにちゅ、とキスをする。


「総司…ッ……ただいま…」


毎回繰り返される「おかえり」のキス。


最初は「あんたは外人か」とか言われたけれど、今では一君も照れながら受け入れてくれるようになった。


――新婚さんみたいだよね、なんて言ったら…一君は怒るだろうから言わないけど。


「ご飯にする?お風呂にする?」


うん。いいかも。一度、言ってみたかったんだよね…これ。


「腹が減ったな。――飯にするか」


待ってました、とばかりに台所へ駆けていく総司の背中を見送った。


そして戻って来るなり、総司は誇らしげに宣言する。


「材料は買ってあるから!」


「――何故そうなる」



終。


「――理由?だって――僕料理とか出来ないし、面倒だし…面倒だし。それに僕が一君の手料理食べたいから!」

「――あんたは自由すぎるだろう…」




これからもどうぞよろしくお願い致します。


candy+拝


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