ありがとう鋼の錬金術師

□ただいま
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眩い光の中少年が弟を連れて真理から帰ってきた

帰ると同時に少年エドワードは意識を失った




「おかえり」









ロイは笑ってエドを抱きしめた













ただいま






















「気がついたかい?」


帰ってからそう時間は経っておらず、倒れたその場でロイはエドを介抱していた


傷だらけの体でエドは力が入らずロイと視線を合わせた


「ロイ…


Σアルは?!〜ッ;;」





ガバッと起きると体に響いた



「落ち着きたまえιι
アルフォンス!!」



メイに泣きつかれ動けないでいるアルを呼んだ



「兄さん!!」


アルは体が動かなかったがエドに一生懸命手を振った




「アルっ//っ‥///」


涙が溢れてしまい、皆から隠すようにロイの胸に顔をうずめた




「よく頑張ったよ。おかえり鋼の」


ロイが優しく頭を撫でるのでエドはそのまま身を委ね頷いた
















*****



「全く…君は無茶をする」

「あんたもな」





ベッドの上でお互いの包帯を取り替え合いながら2人は目を見合わせてクスクス笑った



「ロイが目見えなくなったって知った時…オレ」


瞳を潤ませるエドをロイは優しく抱き寄せる
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