*小説(♂)*
□again
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この想いを消してしまうなんてまだ人生長いだろ?
again
普通恋をするなら男だったら相手は女だろ?
だけどオレは違う
普通とは違う感情を持って接したのは男だった
ただし相手は限定だけどな
それは‥
「鋼の!!行くのか?」
真理の扉を開きアルの身体を取り戻すためにオレは行かなきゃいけなかった
そんなオレをロイマスタング大佐は呼び止める
「あぁ。世話になったな。大佐☆」
笑って誤魔化してみた
真理の扉を開けばただじゃすまない
生きて帰れる保証なんてないし
本当は不安でいっぱいだ
だけどこの人の前で弱い顔はしたくない
だってオレは大佐が好きだから///
「気をつけて行けよ。君は危なっかしいからな」
手を差し出され握手を求められた
「うるさいなぁ//大佐も女の人に刺されないようにね♪」
「余計なお世話だ//」
そう悪態をついてその手を繋いだ
…大佐の手//大きくて温かい////
この手が‥
大佐の腕がオレを包んでくれたら良かったのにな
でも
オレはあまりに多くの人を犠牲にして生きてしまったから大佐には釣り合わない