復活
□表裏の対極
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この作品を読む前に世界を超えてを見てくると分かりやすいと思います!
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非日常は突然やって来る
そして、一度起こったことは二度起こる
「ッ痛てて…何だよコレ…」
ツンツンで蜂蜜色をした頭の少年がぶつけたお尻を擦りながら現れた
少年は周囲を見渡した
「コレってまさか……?あの時と一緒ぉぉおお?!」
見覚えのある家具たち、見覚えのある部屋
「確かに前来た部屋と一緒だ…」
前に一度だけ来たことのある場所であった否…来たことのある世界であった
前に少年―“沢田綱吉”は異世界に飛ばされたことがあった
その時にこの世界の“沢田綱吉”が保護してくれた部屋―仕事場にもう一度飛ばされてしまったのだ
ランボが十年バズーカをぶつけて撃った時にそんな予感していたと沢田綱吉―ツナは感じていた
取り敢えずまた来てしまったことを部屋の主であるもう一人の自分に報告すべきだろうと立ち上がろうとした時、
「綱吉、凄い音がしたけどどうかした…って」
突如として現れたもう一人の自分以外の人物
「ひ、雲雀さん?!ど、どどどうしてここに?!?」
ツナにとっては畏れる人物、恐怖の対象―雲雀恭弥であった
驚きながら後退り反射的に頭を隠すツナ
「君…綱吉と同じ顔してるけど…誰?」
雲雀は愛用のトンファーを構えいつでも咬み殺せるような体勢をしていた
「ちょっ!?ま、待ってください!!」
話を聞いて欲しい、その一心でツナは声を上げる
「…何?」
「…え?(いつもだったら問答無用なのに…)」
構えていたトンファーを下げた雲雀をみて思わず唖然する
「説明できないの?なら、」
「で、できます!」
唖然していたせいで再びトンファーを構えられる
今度こそきちんと説明しなくてはと思い、たどたどしくなりながらでも何が起こっているかを説明していく
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