復活

□まるで天気の様
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「騒々しい奴等だな」


『まぁ…しかたねぇよ
そろそろメシだからな』



おう、といい部屋の中に入って行った

大方ちゃんと掃除してるかを監視にでも行ったのであろう

始めから見ててくれればよかったものの…というのは我儘だな



「よっ!皆来てるみたいだな」



寿司を持って来てくれた武がいた

部活帰りだってのに悪いことをしたな



『いらっしゃい
今部屋片付けてるところだからソファにでも座って待っててくれ
疲れてるだろ?』


「へーきへーき!
俺も手伝ってくるのな!」


『悪いな、』



気にすんなって、と言いながら武も部屋に入って行った

さ、そろそろ盛り付けも済んでる事だろう



『そこの三人、運ぶの手伝え
そっち三人は準備しろ』


「「「「はーい!!」」」」」



あっちに指示を出してこっちに指示を出して思う存分顎でこき使ってやる

文句の一つでもいうかと思ったがどうやらさっきのが堪えた様でテキパキ動く

その間にデザートの準備をしておく

このために買い出しに行ったのだから、

携帯を汚れない様な場所に置いておく




*  *  *  *  *



『それじゃあ、皆席に着いた様だし…、』


「「「「「「いただきます!!!」」」」」」


「「「い、いた…?だきます?」」」



ぎこちないヴァリアーの三人組

日本独特のこの作法を見よう見真似できちんとやってくれた

フォークやスプーンも用意して置いたがどうやら箸は使えるみたい



「んー!綱吉の料理美味い!!」


「本当よ!これも…あぁ!これも美味しいわ!!」


「ム、これは少し味付けが違うみたいだね」



大皿にはたくさんの料理が乗せられている



『あ、それを作ったのは母さんだよ』


「これはこれで美味しいね」



流石に学校帰りでこの人数分の料理は作れないからね

先に母さんに頼んで料理を始めて貰っていた



「ジャッポーネといえばこれだわ!」



白米とみそ汁に感動するルッスーリア



「寿司も美味い!」



寿司を思う存分食べるベル



「カボチャがこんなに美味しいだなんて…、」



カボチャの煮付けを口一杯に頬張るマーモン



「随分綱吉に懐いてない、こいつ等」



隣に座る恭弥はエビフライの尻尾をバリバリと音を立てながら食べる横顔は不機嫌そう

そんなあからさまに気に入らないって顔は止めろっての

全く、お子ちゃまなんだから





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