復活
□勝者の特権
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暇な昼頃の仕事場にて
今日は学校も休みで溜まった仕事も昨日終わらせたため暇を持て余していた
恭弥も風紀委員の雑務を終わらせたらしくソファに腰を掛けてゆっくり紅茶を飲んでいる
『暇じゃね?』
「たまにはゆっくりしたら?」
『なんかしたい』
「何したいの?」
『うーん…、』
「したいことはないけど何かしたいってこと?」
『そう!』
「…久々にアレ、出してくるよ
それでいいでしょ?」
溜め息を一つ吐いて恭弥は徐に立ち上がった
『そういえば久し振りだなー!』
恭弥が何をするのかが分かりやる気が出てきた!
ここの所何かと忙しくてやっている時間なんてなかった
久々にやるとなると燃えてきた…!
* * * * *
今日は学校も休みだからツナは家にはおらず仕事場にいるはず
少し顔でもだしに行くかと思い仕事場に行った
案の定ツナも雲雀もいる様だ
「…ちょっと待って!」
『待ちませーん、速攻でーす!』
部屋に入れば何やら楽しげな会話が聞こえた
「あ、え、ちょ…!」
『5…4…!』
「数えないで!邪魔!」
ソファにお互い座りながら真ん中に置かれたテーブルの上には…、
「チェスに将棋…?」
二つのボードゲームが広がっており周りには二つの時計
『ゼロー!
俺の勝ちー♪』
「……っ!!!!!」
雲雀は舌打ちをしてソファに凭れこんだ
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