復活

□勝者の特権
2ページ/4ページ





『よう、リボーン』


「お前等何してたんだ?」


『見ての通りチェスと将棋の勝負だよ』



それは何となく見てたから分かるが…、



『チェスと将棋を同時に勝負!シンキングタイムは1分!
結構頭使うから大変なんだけど嵌るぜ?』



なるほど…面白いことしてるじゃねーか



『どう?リボーンもやってみる?』


「面白い、初めに言っておくが俺相当強いから覚悟しておけよ?
お前ごときに負ける俺様じゃない」



ニヤリと笑えばツナは…、



『…じゃあ負けた方は罰ゲームでもしようか』



もっとあくどい笑みを浮かべていた



『恭弥、いつもの…よろしく♪』



ツナはまだ笑みが浮かんだままであった

雲雀の方を見ると…、



「………っ!!!!」



何故か顔を真っ赤にし震えながら俯いていた



『返事が聞こえないなぁ…?んー?』



「…し…………ま……」



呟くような小さな声



『もっと大きな声でー?』


「っ!!畏まりましたご主人様!!」


『はい、良く出来ましたー』



雲雀はそのまま走ってキッチンの方へと向かって行った


え、今の何?!

ご主人様って言った…?雲雀が?…え、



「どういうこと…?」



『ん?あぁ、さっき俺と恭弥勝負してたでしょ
それの罰ゲームを執行中』


「ま、まさか…!」


『今日一日、俺が恭弥のご主人様ってこーと!』



何て恐ろしい罰ゲーム…!!!

い、いやいや…この俺様が負けるはずないし?

罰ゲームなんてこわくないし?


問題ない、問題ない…!



『そろそろ…始めようか?』



問題ない…よね?




.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ