復活
□勝者の特権
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『よう、リボーン』
「お前等何してたんだ?」
『見ての通りチェスと将棋の勝負だよ』
それは何となく見てたから分かるが…、
『チェスと将棋を同時に勝負!シンキングタイムは1分!
結構頭使うから大変なんだけど嵌るぜ?』
なるほど…面白いことしてるじゃねーか
『どう?リボーンもやってみる?』
「面白い、初めに言っておくが俺相当強いから覚悟しておけよ?
お前ごときに負ける俺様じゃない」
ニヤリと笑えばツナは…、
『…じゃあ負けた方は罰ゲームでもしようか』
もっとあくどい笑みを浮かべていた
『恭弥、いつもの…よろしく♪』
ツナはまだ笑みが浮かんだままであった
雲雀の方を見ると…、
「………っ!!!!」
何故か顔を真っ赤にし震えながら俯いていた
『返事が聞こえないなぁ…?んー?』
「…し…………ま……」
呟くような小さな声
『もっと大きな声でー?』
「っ!!畏まりましたご主人様!!」
『はい、良く出来ましたー』
雲雀はそのまま走ってキッチンの方へと向かって行った
え、今の何?!
ご主人様って言った…?雲雀が?…え、
「どういうこと…?」
『ん?あぁ、さっき俺と恭弥勝負してたでしょ
それの罰ゲームを執行中』
「ま、まさか…!」
『今日一日、俺が恭弥のご主人様ってこーと!』
何て恐ろしい罰ゲーム…!!!
い、いやいや…この俺様が負けるはずないし?
罰ゲームなんてこわくないし?
問題ない、問題ない…!
『そろそろ…始めようか?』
問題ない…よね?
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