復活

□お料理教室
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「ツナくーん」



京子に呼ばれそちらの様子を見に行く綱吉

京子とハルは一緒にホットケーキを順調に焼いて行っている様だ



『はいはーい、
お、結構量あるな
本当に豪勢になりそうだな』



缶詰を全部開けると相当な量があった

まぁいいかと思いながら見ていた



「ツナさーん!一枚目焼けましたよ!」


『おう!いい感じに焼き目だな!じゃんじゃん焼いて行ってくれ!
んじゃ京子には飾り付けしていって貰おうかな』



京子に皿を渡してハルから出来上がりを貰いいい感じにできたものを見る



「分かった!」



綱吉は他の準備に取り掛かる



『お湯沸かして、カップが確かここに…
チビ達の皿も用意しておいて…』



取り敢えずの用意をしているとクロームに呼ばれた



「ボス、どうかな?」


『ん!いい感じだな!京子と一緒にクローム飾り付けに入ってくれ』



クロームは頷いて京子の隣に行く

楽しそうに盛り付けをしている二人を見ると女子力っていうものを感じる

使い終わった調理器具を片付けながら見守っているとどうやら生クリームを上手く絞れなくて苦戦しているようだ



『貸して…、こうやるんだよ』



京子の持つ手を取り一緒にやって行く



「あ、ありがとツナ君!///」



どういたしまして、と笑うと二人して顔を赤らめていた

シンクロしてる…!

その後も順調に飾り付けしている

フルーツ缶詰のミカンやパイン、生クリームを添えて

最後にハチミツやチョコソースを掛けていく

チビ達が帰ってきたらバニラアイスをトッピングして完成の予定

そろそろ時間だし帰って来るだろう



「ただいまなんだぞー!」


「ただいま!ツナさん!」


「ツナ兄ただいまー!お腹すいちゃった!」



女子三人に行って来ると声を掛け玄関に迎えに行く



『おう、お帰り
もうすぐおやつ出来るから手荒いうがいしておいで』



玄関に顔を出すと飛びついてきた白狐を抱えつつそう言う



「「「はーい!」」」



匂いのせいかいつも以上に素直な返事をして洗面所に向かう皆



『ほら、白狐も』



キューといいながらランボ達の後を着いて行った

キッチンに再び戻るとハルが最後の一枚があと少しで焼けるとの事



「ツナさんできまっあつ!!」


余所見をしていたせいかハルはフライパンの柄の部分を触ってしまった



『バカ!大丈夫か?!痕残らないといいんだが…』



ハルの手を掴み急いで水を掛ける

火傷をして跡が残ってしまわない様にと直ぐに冷やす



「ツツツ、ツ、ツナさん?!?!///」


『余所見してた罰です』



ハルの手を掴みながら後ろから抱き締めるような体勢にハルは顔を真っ赤にしてアタフタしている

そして何故か真っ赤な顔をしている京子とクローム

三人でシンクロ…だと?!




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