稲妻
□呼び方
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夕食を終え自室で予習復習をしていた。
何時もより早めに切り上げて部屋を出た。
コンコンッ
「俺だ。入るぞ?」
中からは、んーっと言う
声が聞こえた。
…………気がする。
まぁいいかと思い部屋へ入った。
部屋に入ると、
「あ、有人。そこの雑誌取って。」
「ん?あぁ、これか。」
「サンキュー。」
入ってすぐパシられました。
不動はベッドの上で
雑誌を読んでいる。
「何か用でもあった?」
読みながら話かけられた。
「いや、特に用はない。」
ふーんと興味無さげだ。
軽くショック。
「…………………………。」
「…………………………。」
物凄い気まずい。
不動は雑誌読んでて
俺なにもする事ないし。