稲妻

□4人の王子様?
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「かぜまる、しょくどういこうぜ?」



「そうだな

どこぞの変態ゴーグルマントマン

なんかほっといて」




──────食堂にて



「……あれ?

だれもいないな」



「そういえば1年は全員で

買い物行くとかいってたな

あとの奴は自主練でも行ったんだろ」



「まじか……っ

どうしたらなおんのかなぁ」



「それはね、王子様のキッスで

元に戻るんだよ♪」



「どっから湧いた、変態ストーカ野郎」



「やだなぁ、風丸くん

円堂くんがいる所にヒロトあり!

ってよくいうじゃんv」



「なにそれ?

ことわざかなんかか?」



「いいかー、円堂?

変態とは口聞いちゃダメだ」



「はぁい、おかあさん」



「おかあさん言うな

未来の旦那だから」



「二人とも僕を無視しないでよ!
それに円堂くんの

未来の旦那さんは僕だからね?

勝手なこと言わないで」



「俺はお前と違って

変態な事は言わないし、しないの」


「(あれ……、さっきいってなかったっけ?)」



「………………だが僕の方が

円堂くんを愛してる!!!」



「ぽっと出の宇宙人もどきが

ほざいてんじゃねぇよ

幼馴染み舐めんなよ?

円堂が今くらいの小さい時から

ずーーーっと一緒だったんだからな

それに俺の愛の方がより深い!!」



「ハッハッハ!!

所詮幼馴染み止まりだ!

イケメンのぽっと出の方が案外

いけるもんさ☆」



「(あぁ…ひまだなーっ

ちいさいのなんかなれてきたし

サッカーしたい)」





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