稲妻

□青春
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「皆さーん!!
差し入れのオニギリですよ。」


マネジャーたちが作ってくれたたくさんのオニギリ。

大きいものもあれば食べやすい大きさのものもあった。


「ありがとな。
皆ぁー休憩にしようぜー!!」


キャプテンの一声で皆が上がってきた。

もう癖になった、食べる前に手洗いをしてから。


「「「「いっただきまーす!!」」」


壁山は両手にオニギリを抱え、


「うまいっす!!」


その隣で栗松も


「負けないでやんす!!」


と勝負し出した。



―――――……



夏未side


私の作ったオニギリは………。

昔よりは上手になってるはずだから皆食べてくれてるわ。

良かった。

半分は減ってみたい。

でもやっぱりまだ上手くいなかいわ。


「夏未、オニギリありがとな。」


「円堂くん、私の食べてくれた…?」


「俺、夏未のしか食べてない。」


「え?!どうい「昔は塩辛かったのに最近すげぇ美味くなったな!!」


途中で遮られてしまった。

円堂くんは笑顔で褒めてくれた!!

凄く嬉しかった…!!


「あ、ありがと///」


「おう!!」


無意識で優しい貴方に私は心を奪われた。



END
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