短編小説
□キモチ
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『好きです!』
・・・終わった。
私は告白してすぐ逃げてしまった。
う、うわああああああああ!!!
馬鹿だ!馬鹿だ私!
そんな私は今、玄関にいる。
さっき、隣のクラスの涼野風介に告白し、そのまま逃げてここまで来た。
『もう合わす顔がない!』
頭を抱えてしゃがみ込む。
そして数秒。
『・・・やっぱりもう一回あって来よう』
私は立ち上がると、もう一度涼野に会いに向かった。
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