銀魂1
□怪しい依頼
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「ひぁぁあっ!!あんっやぁっ、あっあっ…!」
…自分でもそんなに喘いだのは初めてだと思う。
「やあぁんっ、ああぁ…っ!も、もう止め…っひやぁっ!」
自分の躯の中に埋め込まれた機械器具。
無駄に太くて、ゴツゴツしてて、そのうえ激しく振動し、機械だからだんだん熱くなってくる。
そんな物が、俺の中を掻き回す。敏感な所を引っ掻き回し、大きく左右上下にぶるぶるしながら加減を知らず奥へ奥へと突き進んで…
「やめらんねー……可愛いですぜ?旦那ァ…」
なんでこんな事になったのかさ、俺が知る訳ねーだろ。
一時間ほど前…いきなりコイツがウチに訪ねて来たんだ…。
「旦那ァ、おーい、居やすかィ?」
入口の戸をどんどん叩き、叫ぶ声がした。
「…インターホンってもんを知らねーのか…」
新八も神楽もいないから渋々立ち上がり自分で玄関に向かっていった。
「はいはいどちら様〜?その声は真選組の沖田くんかな〜?」
気怠く言うとすぐに声が返って来た。
「わかってるなら開けて下せィ。」
「……………」
実はあんまり開けたくねーなーとは思ってたんだよな…。コイツらと関わるとろくな事ねーし…。
「…何の用でしょうか。」
玄関の戸を開けるとにっこり微笑んでなにやら小柄な鞄を持って立っている沖田くんがいた。
「ちょっと仕事の依頼でさァ。」
「仕事の依頼〜?…報酬は?」
「ちゃんと出しますぜ…」
それを聞いてうたぐりながらも部屋に入れた。
沖田君は小柄な鞄を開けると小さな小瓶を出してそれを俺の手に出してきた。
「何コレ?」
「天人が新しく作り上げた砂糖でさァ。なんか甘い中にも少し酸味があるだかなんだかで…」