銀魂1

□上司と部下
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上司と部下…

それだけの関係…



そう吐き捨てられた





船の荷卸中に言われたあの言葉


『お前との関係は上司と部下…それだけじゃきに。それ以上ば望むものはない。』


心臓にヒビば入ったんか思うた


そりゃわしは、女遊びば大好きじゃき。
数知れない女に手ぇ出してきたぜよ…
じゃが…





「次の星ばどこになるがか?」

何食わない顔でわしに聞いてくる…

「陸奥…」

「なんじゃ。」

「……」

あの言葉を変えさせたい

そればかりが頭をよぎる


「いや……。次か…天人ばたくさんいよう星じゃき。名前は…あー…忘れたき…。操縦士にでも聞いちょくれ。」

「…物忘れの激しい奴じゃ…」

陸奥はわしに背を向け去ろうとした


「…陸奥!」

「…なんじゃさっきから」

「後で、わしの部屋ば来い」

「仕事ば終わってからな。」

そう言い、スタスタと歩いて行ってしまった









しばし後…夕暮れが近づく頃合い、部屋の戸が揺れた


「坂本…」

ノックして入ってきた陸奥


「なんじゃ部屋の明かりもつけんと。なんか用き?」

「あぁ…」


「……」

ただじっと、奥の暗がりから陸奥を見つめた


「おい…なんじゃ…」

「……」


「何用でわしを呼んだか聞いちょーが!!何もないんだら呼ぶな…」

わしは立ち上がり陸奥に近寄った

「なん…… あっ!?」



わしはベットに陸奥を押し倒した。

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