銀魂1

□告白
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辰馬はさぁ…

なんで宇宙に行くの?


宇宙に行くのを決めてしまった辰馬に
何気なしに聞いてみる


「わしゃあ、でっかいカンパニーば持ちたいんじゃ!!」


カンパニー?


「会社じゃき!宇宙飛び回って、たくさんの宇宙人と商いしてみたいきに…」


宇宙人て…天人だろ?


「まぁ同じじゃき。」


なんでそんなもん…戦抜けてまで今やるんだよ?
戦が終わってからでもいーじゃねーか


「馬鹿じゃのう、銀時…。わしゃあもう20を過ぎた…。既にその夢を叶えるには厳しい年なのかもしれん。」


うん?


「なのにこれ以上遅くなったら、今以上に夢ば叶う確率が低くなるじゃろ?」


笑いながら言ってるけどさぁ…


努力の問題じゃない?


「そうだとしても、体力の問題もあるじゃろ?今なら戦で使うために鍛えた身体がある。」


だから今なのか…

ふぅんと関心したように鼻で笑う


「銀時は?」


え?


「銀時は、何故今戦っちゅうがか?」


不意に聞かれた一言


そんなん…………大切なモノを守る為…


「大切な物って?」


…わかんないよなぁ……



…はは、お前?


冗談混じりで笑って言う


「えっ、わし!?」


いやそんな驚いた顔されても…

お前なんか、俺みたいなちっぽけな奴が守れるほど弱くない。

寧ろ、俺がお前に守られてる



冗談だ

 

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