薄桜鬼小説倉庫
□もしも、千鶴ちゃんがこんな感じだったら〜平助篇〜
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朝
食事の準備ができ、
まだ起きていない平助を起こしに千鶴が部屋へ行く。
『平助君、そろそろ起きて』
だけど返事がない
『平助くーん!早く起きないと永倉さんにご飯取られちゃうよー』
部屋の前で千鶴が平助を起こそうとするが……
『開けるよ?』
ガラッ
襖を開け、そこから平助を起こそうとする
『平助君、朝だよ』
『ん……千鶴…?』
『うん。もう食事の準備が出来たから起きて…!』
『んー………もう少し……』
これがなかなか起きてくれない
『もうっ!起きて平助君!』
バサッと毛布を平助から取り上げる
『だからもうちょっとだけ……』
それでも起きてくれない平助君に対して千鶴は……
プチンッ……
何か糸が切れた音
『ん……?』
それは平助にも聞こえた
その時
ゴッ…!
『いっ!?』