小説

□もしも似るなら?
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「総司さん。」
「何?千鶴。」
「総司さんは、子供ができたら、どっちに似て欲しいですか?」
唐突にした質問に、
総司さんは驚いているようだった。
「ふーん…。
そんなに子供が産みたいの?」
「////そっ、そういうわけじゃなくて!!」
もうっ!真面目に答えて下さいよっ////」
一緒に暮らしだして、随分たつが、
いまだに総司さんのからかいには、慣れることがてきずにいる。
「う〜ん…。そうだなぁ…。」
やっと真面目に考えてくれだしたようだ。
「やっぱり、千鶴似がいいかな?」
「だって、君に似てくれれば、
僕は、可愛がれるだろうから。
それに、二人もからかえるからね。」
ニコリと微笑む総司さんに、私の顔が少しひきつる…。
「冗談にしては笑えないです…。」
「でも、可愛がってくれるというのは…、
とても嬉しいです////」
私がそう言うと、
総司さんは、微笑んでいた。
「それだけじゃないよ。」
「まだ、あるんですか?」
私が訊ねると、総司さんはニコリと笑う。
「うん…。」
「何ですか?」
すると、総司さんは、ためらうように、
「言わないと、ダメかな…?」
と言った。
「ダメじゃないですけど…、
言って欲しいです……!」
そういうと、総司さんは珍しく目を逸らしながら…、
「僕に似ちゃうと…、
千鶴を独り占め出来なくなっちゃうでしょ…////」
「////」
「どうしたの?」
「いえ、総司さんは、
ふいうちが得意だなと…////」
「そうかな?
僕は、思ったことを、
そのまま言ってるつもりなんだけど…?」
「////ほらっ」
そう言った私に、
総司さんは、小さく、
囁くように……、
「そんな君が、大好きだよ////」


end
すいませんっ!!
初めてなので、
上手に書けませんでした…!
こんな駄文を、最後まで、
見てくださった方がいましたら、
とても感謝です!!
 

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