<Dragon Knight 予告編>
※胡散臭い映画予告を見てるノリで読んでいただけると助かります(笑)






全てはあの日から――














あの日が、引き金だった。











「あいつのせいで…」

「あいつがシュートを決めていれば…!!」



舌打ち混じりに聞こえる、一人の少年少女に対する誹謗中傷




『……』


彼女は何も言わなかった。




――言えなかった









『(これで良かったんだ)』

大きな運命を背負った者は、今までの行いの無意味さを知る。











―同じ頃、帝国学園―


影山「よくやった鬼道」

鬼道「計画は…成功と呼べるのでしょうか」

影山「我々は勝った。今回の試合の一番の障壁、」




影山「沢渡唯を破ったのだ」


鬼道「しかし、来年は…」


影山「心配ない、あいつはもうピッチには現れない」









影山「二度と、な…」










源田「計画つっても鬼道以外の奴らは何もやってねぇよな」

寺門「俺達普通にプレイしてただけだし」

佐久間「計画って…何だ?」

源田「ああ…お前ベンチだったんだっけ」

佐久間「うるせ」

寺門「終わった事だ。今更知って何にもならない」

佐久間「そうか…」




唯一帝国サッカー部の中で“計画”を知らぬ者






彼らと仲間たちが出会い、



『運命』が反転し、





『伝説』が生まれる――







―稲妻町―

円堂「いつか出たいな…FFに!!」



―木戸川清修中学―

豪炎寺「決勝の相手は…帝国か…」



―帝国学園―

鬼道「勝利を邪魔する物は…潰す」



―お台場―


『んっ!!』


ズゴォッ!!!!!




太一「試合でもない一発でネット破るなよ…」

『悪ぃ』

太一「…気は済んだか?」

『ん。サッカーは』





『もう十分だ』


太一「部活辞めても俺たち親友だからな!忘れんなよ!」

『当たり前だよ』







―数か月後、再びお台場―


『は?引っ越し?』

舞「稲妻町って…どこ?


決意と同時に訪れた転機。







『もっとサッカーしたかったけどなぁ』

『でもデジタルワールドは絶対に捨てられない』


大好きな物を捨てたのは











大事な物を守る為――





―再び帝国学園―


佐久間「(お台場中、か…)」



この出会いは、始まりに過ぎない










『何で…どうして…』





『サッカーを諦め切れないの?』








(Dragon Knight第一部)






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