コトバ◆ココロ
大切なものは
『大切だった』
と
無くしてから気づく
後悔して嘆くぐらいなら
最初から気づいていればいい
『大切なもの』
ということに
けれど私は
『大切なもの』
が
この手から零れ落ちた時
無くしてしまったと気づいたら
怖くて怖くてたまらない
そんな思いをするぐらいなら
『大切なもの』
も
『大切だったもの』
にも
気づきたくなんかない
傷つきたくなんかない――…
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