航海士用語解説書

【め】 3件

【メインマスト (めいんますと)】
一番高いマストのことだ。
大檣、ともいう。
シリウス号では、海賊帆をかかげているマストだ。


【メスルーム (めするーむ)】
シリウス号では使っていない単語だから、覚える必要はないが、まあ、ネタとして知っておくのも悪くないな。
食堂のことだ。
「メス」の語源は、散らかる、混乱する、伝言、などがある。
船上の食堂だからな。
シリウス号の場合は、ナギがいつも管理して、嵐の後はきっちり片付けてくれているから、いつも清潔で使いやすいな。


【メルカトル図法 (めるかとるずほう)】
地図の形式で、緯度と経度が直角に交わる方法で描かれた地図だ。
最も一般的に目にする地図だな。
これは、1500年代にゲラルドゥス・メルカトルが、
「地図の上に目的地までの直線を引き、その角度に船の進行方向を常に合わせるだけですむ地図」
として考案したもので、
「航海者に最適の新世界地図」として出版されたのが最初だ。
まさに、航海士のための地図だな。
現在地から目的地まで海図に直線を引き、
経線と引いた直線の角度が、舵を保つ角度だ。
条件さえ整えば、地図から割り出した角度で舵を固定して進めば、誰でも目的地に着けるな。
実際は、そう簡単にはいかないが、な。



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