乱入しちゃいました!
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何か、揺れてる…
「あ、ヤマト隊長!起きたってばよ」
あれ?
ここどこ?
「キミ!大丈夫かい?」
…聞こえた声に目を開けるとそこにいたのは、
「………………」
…思わず絶句してしまった。
いや、
「…ぅええぇぇえっ!??」
絶叫した。
「な!何だってばよお前!」
目の前にいるのは間違いなく、あのナルトだ。
銀魂の次はNARUTOか、管理人さんのヤロー!
「突然空から降ってきたんだが、何があった?」
周りを見渡せば海。
ああ、今(2011年12月時点)アニメで放送されてる、ナルトたちが船に乗っているとこに乱入してきたのか…
「いやいやいやいや!ストップ!NARUTOの世界に乱入って…俺死ぬんじゃね!?」
銀魂とスケダンは、まあギャグっていうジャンルだから似てるけど、スケダンとNARUTOじゃあ全然違う。
俺忍術とか使えねぇし、死んだな。
「お前、名前は?」
「…ボ…ボッスン」
「ボッスンか。俺はうずまきナルト!よろしくな」
ダンテつれてくりゃあよかった。
「で、なんで空から降ってきた?」
この人はたしか…
アオバって人、だっけな。
「俺、あんたらと同じジャンプコミックスの…スケットダンスの主人公なんだけどよ」
「スケットダンスだと!?」
あ、たしかこの眉毛濃い人は、ガイって人だ。
「知らんな」
知らねーのかよ!
「スケットダンスなんて、俺も知らねーってばよ」
「俺も知らない」
「聞いたこともない」
NARUTOのキャラってみんなひでぇぞ。
「まあ言わば……異世界から来た人…ってことだよね?」
「そうそうそう!」
さすがヤマト隊長。
「へー…」
「あれ、ナルトって俺より背低いんだな」
これは大発見!
「何センチ?」
「…166センチだってばよ」
「へーえ…俺171センチ」
「へ…へえ…そうなんだふーん…」
「アニメで見てたら結構高いのかなーとか思ってたけど」
「いやいや、俺ってば身長あれから測ってねえし」
「あれからっていつだ。しかも測ってねえとかじゃなくて並んだら俺の方が高いし」
「いやその帽子のせいだってばよ絶対。ほらとれ!とれってばよその変な帽子!」
「変な帽子!?」
「つか何?何その帽子。コスプレ?」
「馬鹿にしてんだろ」
「いいからその帽子とれってばよ!」
「あーわかった、とってやる…ってばよ」
「…お前こそ馬鹿にしてんだろ」
「あ、ほら。帽子とっても俺の方がだいぶ背高ぇぞ!」
「あれ、幻術だなこれってば。お前忍じゃねぇから幻術とか解けねーもんな」
「よっぽど俺より背が低いの認めたくねンだな」
「うるせぇってばよ!変な帽子愛着してるくせに!」
「お前こそおでこに変なのつけやがって忍者気取りか!」
「気取ってねぇし!俺ってば正真正銘の忍者だってばよ!」
「俺より小せえくせに威張んな!ほっぺたにもう一本ひげ生やしてろ!」
「てんめえ!海に落とすぞ…!」
「はいはい、そこまで」
「全くナルトは…すぐに喧嘩する…」
「こいつが悪ィんだってばよ!」
「仕方ねぇだろ、俺の方が背高いんだし」
「ヤマト隊長!こいつ海に落とそうぜ!」
「まあまあナルト、落ち着いて…ボッスン、だったかな…キミこれからどうするんだい?」
「決まってんだろ!今すぐ追い出す――」
「ナルト…キミは黙って」
「ハイ」
「……そーだな…じゃあとりあえず…元の世界に帰れるまで、この船に居候させてもらって…いいかな…」
「ああ、キミを1人島に置いて行くこともできないしね」
「1人増えた!やはり旅は大勢でないと…うおえっ」
「船酔いしてるんだし、無理しないで下さいよυ」
銀魂の次はNARUTO…
管理人さんには振り回されるばかりだ、これからどうなる俺の人生…!
‐つづく‐
あとがき(反省会)
書いちゃった書いちゃった。
銀魂が飽きたんじゃなしに、NARUTOのも書きたいと思ったので。
銀魂の方もNARUTOの方も、しばらくよろしくお願いします。
管理人.陽
2011/12/06