銀色の時間。

□拍手ろぐ
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2007年秋ごろの拍手。

【坂田銀時】

んん?
こんな所で何やってんだ?


散歩、ってお前…ここ、歌舞伎町だぞ。


まだ夕方だから大丈夫、だぁ?



はぁ……お前なぁ、歌舞伎町はいつだって危険が一杯なのよ。


女の子が一人でふらふらしちゃ駄目でしょーが。

もし、何か有ったら…




そりゃあ、まぁ、何か有ったら俺がすぐに助けてやるけど…。

でも、何もないのが一番だっつーの。



さぁてと、帰るぞ。


ほら、送って行ってやるから。

はぐれないように……

手、繋いでやるよ。




ってゆーか銀さん、このまま送り狼になっちゃいそーなんですけど。


















【土方十四郎】


オイ、何やってんだ。

買い物、だぁ?

わざわざ歌舞伎町(こんなところ)にか?



はぁ…歌舞伎町は物騒だから、一人で歩き回るんじゃねぇって何度も言ってるだろうが。


お前だって「一応」女なんだから、少しは警戒しろよな。


で、何処に行くつもりなんだ?

着いて行くに決まってんだろーが。

仕事よりも、お前のほうが大事だからな。


お礼は晩飯でいいぜ。

とびっきり美味いマヨネーズ料理、頼んだぜ。


ほら、行くぞ。





今日はこのままお前のところに泊まるか。





















【志村新八】


こんにちは。

あ、もしかして万事屋に用事ですか?

だったら一緒に行きましょう。

銀さんも神楽ちゃんも、君が来ると喜ぶよ。


え、僕?


そっ、そりゃあ、僕も…君が来てくれたら、う、嬉しいですけど…


……と、兎に角行きましょう!!




で、今日はどんな用事なんですか?

依頼?

それとも……




へ?会いにきた?

だ、誰に?

……………
…………………え?

えぇぇっ!?
ぼ、僕に会いに来たんですか?!

それって…



あの、僕こういうことに免疫なくて…勘違いしそうなんですけど、良いですか?


君が、僕を好きかもしれないって。






















【沖田総悟】


あれ?
こんな所で何してるんですかぃ?


俺は勿論サボりでさぁ。


やっと土方さんを撒けたんでねぇ、これからのんびりさせてもらいまさぁ。


俺のことは良いや。あんたは?


ふぅん。成る程。
あんたも暇ってことか。


じゃあ一緒に出かけませんかぃ?


あんたと二人っきりになれる機会なんて、そうないですからねぇ。


土方さんやウチの連中に見つからない所で、のんびりしましょうや。


予定外の逢引ってのも、たまには良いでもんでさぁ。



今日は一日、あんたを離しませんぜ。





























【高杉晋助】


こんな真夜中に歌舞伎町を一人でうろつくなんて、随分肝が据わってるな。


くくっ。
別に取って喰やぁしねぇさ。


だが、この町はお前みたいなか弱いお嬢さんがいる町じゃねぇぜ。

ただのチンピラだけじゃねぇ。

俺みたいな…過激派の攘夷志士もがいる町だ。

ヤやられる前に、とっとと帰りな。




それとも、俺に喰われるのを望むか?



くっ。

良い目をしてるな。


俺が、恐ろしくはないのか?


いや、お前には愚問だな。



気に入ったぜ。


どうだ。

俺と一緒に来ねぇか?


俺の傍で、

俺を、楽しませてくれ。


なぁ、いいだろう?























【山崎退】

おはよう。

朝から君に会えるなんて、今日はついてるな〜俺。


あ、もしかして、君もお休み?


うん。俺も休みなんだよ。

だから今日は一日、副長に邪魔されずにミントンができるから嬉しくって。


そうだ。
もし良かったら、一緒にどう?


予備のラケットもあるし、いつもの仲間とするのもいいけど、君とならもっと楽しめそうだし。


え?
本当??

やったぁ!


じゃあ、行こう。


ミントンは初めて?

そっか、じゃあ俺が教えてあげるよ。





手取り、足取り、ね……



(黒山崎?)
 

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