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□零
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君が消えた。
それだけなのに、
僕の世界は廻ってるだろうか…?
「た〜いちょっ!」
「っ!…いきなりなんだ、松本…」
いきなり部下から呼ばれた。
あまりにも、いきなりなもんですぐに反応することが出来なかった。
「…」
「松本…?」
だが、呼んだ本人は黙り込んだまま。
自分は、彼女の気に障ることをしたのだろうか…?
だが、彼女の雰囲気は怒りというより驚異ににている。
何をそんなに驚いているんだ?
「…隊長…アタシ、先程からいましたし、何度も呼びました…」
「…」
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