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□空河
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七月上旬。
一護は尸魂界に向かっていた。
ここ一週間、テストで暫く出向いていなかったため、
此方に来るのは久しぶりだった。
「んーっ…はあっ」
断崖をぬけ、少し固まり気味だった背筋を伸ばす。
体を動かすのも久しぶりに思えてきた。
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