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□もしも…
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もしもお前がいなかったら。
そんな世界、想像なんてできなかった。
ーもしも…ー
「なぁ、冬獅郎?」
最近よく来るようになったいた元旅禍の黒崎一護。
最初は知り合い程度だったが、以外と馬があい直ぐに気を許せるまでになった。
二人きりなら、名前を許すほどだ。
所詮惚れた弱みだ。
…そう、男であるはずの黒崎に惚れてしまった。
「なんだ?」
「もしも俺が居なくなったらどうするー?」
暢気に聞いてくる声とは裏腹に、重い内容の質問。
返答に困る。
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