□零
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「総隊長。」




凛とした声。


障害するものがない一室に、その声は静かに響く。


声の主の前には1人の老人。


だが、老人は眉をしかめるだけ。


沈黙に陥る。


漸く口を開いたのは、意外にも老人。





「お主…何用で参った」





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