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□零
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「アイツを取り戻す為に」
ハッキリと言った。
此処へ来た目的は、それだけだから。
「一護に会わせて下さい。」
「…ならぬ」
「何故ですか!!」
いくら言おうと、無駄に終わるだろうとわかっている。
会わせてもらえないだろうと。
だが、それは0%ではない。
必ず、会う切っ掛けがある。
…いや、作ってみせる
「総隊長!」
「ならぬと言っておろう!!!」
「っ!!」
総隊長の霊圧が上昇する。
いくら隊長である冬獅郎でも、総隊長の霊圧はキツい。
総隊長もそれをわかっているだろう。
それでも上昇してしまうのは、彼が相当怒りを感じているからだろう。
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