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□やきもち?
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「むぅっ…!」
「なっ!」
だから、唐突にキスをした。
深い口付け。
逃げ回る一護の舌に、舌を絡ませる。
「ふぁっ…///!」
時々聞こえる、甘い吐息でさえ愛おしい。
「んぅ…///!!」
チュッ
わざと音をたて唇を離すと、顔を真っ赤にする。
「なっ///!!てめぇ///!!!」
「なんだ?」
ニヤニヤ
そんな効果音が聞こえてきそうな程、口角がいやらしく弧をえがく。
「…っ///!」
「真っ赤だな」
本当に苺みたいだ。
「…君ら…僕が居ること忘れているだろ…」
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