□橙の姫朱い花
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「乱菊さん、冬獅郎は??」

「ちょっとした任務よ〜?」

「そっか…危険、じゃない?」




隊長格が直接出向くほどの任務。


危険が伴うだろう。


別に、冬獅郎を信じてないわけではない。


寧ろ、成功するだろうと言う、確信がある。


だが、やはり不安なのだ。




「くすっ、大丈夫よV
任務と言っても、調査のような物だからvV」

「そ、っか、よかった」




乱菊の言葉に、ココロが軽くなる。


だが、何故だろう。


完全には消えない。


危険はない。


なら、何故…?







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