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□空への願い
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空に流れる河に俺は何を願うんだろう?
――-空への願い-――
尸魂界にきて、約二時間半。
それから乱菊に絡まれて小二時間。
何故か宴が開催されていた。
そして何時ものように巻き込まれる。
「ぉ〜い!いちご〜!呑んでるかぁ〜!」
「あーはいはい…恋次ーこれのめー」
明らかに酔っぱらっている恋次に、ほぼ無理やり水を渡す。
素直に呑んでくれたから以外だ。
「いちごー!!」
「はいはい」
再び誰かによばれ行く。
(これ何回目だろ…)
先程から続く、酔っぱらい達からのコールに疲れてきた。
というかコイツ等、七夕の宴とほざいてなかったか?
もう天の川そっちのけだ。
「いちごー」
「…今行きますよー」
…うん、疲れた。
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