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□歌った唄歌えない唄
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冬獅郎…
お前にな、伝えたかった
-歌った唄、歌えない唄-
「一護っ!!」
冬獅郎に話があると呼び出された日の帰り。
あの後直ぐにふってきた雨。
傘なんてこちらの住人ではない自分が持っているはずもなく、もう既にずぶ濡れだ。
そんな中、門を潜らず穿界門の前で呆然と雨に打たれていると、誰かに呼ばれた。
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