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□あなたの色
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一応言うが、ここは現世。
さらに言うなら、一護の部屋だ。
一護が机に教科書を広げ、勉強に没頭しようとしたとき、
窓を叩くような音がした。
そちらの方を見てみれば、あんのてい冬獅郎が窓の外にいた。
そして、今に至る。
「ひ、まわり…か?」
「…ああ」
漸く話した冬獅郎。
それでも、下を向いたままだ。
顔は見えないが、若干耳が赤くなってる。
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