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□太陽の夜
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「なぁ一護ぉ!!」
「あぁ?」
「帰り遊ぼうぜ!」
「へいへい」
突然飛びかかってきた啓吾をよけながら、彼の誘いを了承すると、嬉しそうに声を上げる。
そんな声を聞くと、こっちまで楽しくなりそうだ。
「あ!一護笑ったぁ!!」
「ぅえ?」
「自覚なしかぁ!!んな可愛くわらぐふぉっ」
「可愛い言うなや」
あらぬことを口走ろうとした啓吾には取り敢えず鉄槌を。
だが、一緒にいる啓吾がこんなにも珍しがっている。
俺はいつから笑ってなかったんだろう。
「なぁ啓吾」
「んーなんだぁ?」
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