□amigo intimo y amante La diferencia
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「冬獅郎ぉ〜!」




少し遠くにあった背中の十がクルリと回って見えなくなった。


そのとき見せたぽかんとしたーーちょっと間抜けな表情が高い身長に似合わず可愛く、おかしかった。


…その後見せた笑顔は俺からみても格好良かったけど。




「よう一護。よく来たな」

「うん、冬獅郎相変わらずの仏頂面」

「てめぇ…喧嘩売ってんのか…?」





そんな何でもない会話をしてから、再びゆっくり歩き出す俺等は親友。


男と女の間には友情はうまれないなんて言う奴はいるけど、これが俺等なんだ。


でも最近可笑しい。


どうしても冬獅郎が気になって仕方ない。


前、乱菊さんに相談したら呆れられた。


その後結論はでたが、納得がいかない。


…否、語弊があるかもしれない。







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