リレー小説
03/21(Fri) 21:00
リトマス紙
「んむ…」
半分寝かけている少女はぼんやりと頷く
そして、ぼんやりしすぎて転けた
「ふぷっ」
華麗に顔面から地面にこんにちはしてのろのろと起き上がる
「う……」
とりあえず傷ができようがなにしようが睡眠を貪りたいらしく、目だけで早くと訴える
訴えまくる
03/21(Fri) 21:06
月詠
「ちょっと待っててください」
慌ててテュールはちょうど庭に出ていた神父へと駆け寄る。
意外と神父は若くて金髪に蒼い瞳の、二十代くらいの青年だ。
神父と話したテュールは少女の元へと戻る。
「居候許可もらえました、ウチの隣の部屋だそうです」
03/21(Fri) 21:18
リトマス紙
「う…」
かくんと頷いた少女は立ちながら眠りだす
しかし体は動いてふらふらと歩きだした
「部屋…どこ?」
まだなんとかしようと働いた理性で口を動かした
03/21(Fri) 21:24
月詠
「案内します」
早くしないとと考え、テュールは案内し始める。
案外近い場所に部屋があり、扉の横に立つ。
「ここがお姉さんの部屋です…………大丈夫ですか?」
03/21(Fri) 21:37
リトマス紙
「だいじょぶ…」
頷いたはいいが目はもう虚ろで
動かしていた体も今はふらふらゆらゆらと揺れている
「だいじょぶ…けど…ねむぃ…」
呟いて部屋の扉を開けて、倒れて、眠りに就いた
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