リレー小説

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03/21(Fri) 15:26
月詠

「AKUMA」


テュールは小さく言う。
本人は覚えているのだ。


「ああ……。それと、足は痛くないのか?」


右足が骨折していたのは分かっていた。
月の加護で癒したが、さすがに気になるのかテュールは聞いた。

03/21(Fri) 15:41
リトマス紙

「ん?……あー、あれね
別にいいのに、儂の邪魔をしたAKUMAを斬った。ただ、それだけだよ」




にこ、と少女は微笑む

足の事を聞かれて、うむ?と首を捻った




「これくらい普通だから痛くない
いつもは足がなくなってる時もある
だから大丈夫、ありがと」




人懐っこく笑い、少女は被っていたフードを下ろす

軽くあっちゃこっちゃに跳ねている藤色の髪を抑えながら少女は臙脂の瞳をテュールに向けた




「儂は平気
あ、そういえば、イノセンス君、名前つけてもらった?」




無邪気に笑った

03/21(Fri) 15:45
月詠

少し怪訝そうな表情をしたテュールだったが、名前のことを聞かれて頷く。


「ああ、テュールという名をもらった」

《北欧神話から取りました!》


頭の中に響く月詠の元気な声に一度、眉を寄せたがすぐに戻る。


「なら行くか」

03/21(Fri) 16:53
リトマス紙

「テュール…良い名前だね♪月詠ちゃんセンスあるぅ♪」




にぱっと笑った少女は頷いてテュールについていく

チャリチャリとベルトにつけられているチャームが音を立てて、様々な光を反射させた




「そういえばさ、テュール君ってどうゆー能力があるの?
さっき儂の傷治してくれたし、戦った時も強かった
儂、そうゆうの気になる」




後ろについていきながら少女は興味津々と問うた

03/21(Fri) 17:02
月詠

「ああ……難しいな、俺は。とりあえず、変わった能力だと思ってくれていい。
幻想(ミラージュ)は実体のある幻を生み出して操る。俺はこの力を使って姿を変えてる。
軍神の槍は異空間にある槍を召喚してるな。
軍神の舞は周囲を敵に囲まれた時に使う技だな。その時に鎌鼬も来る。
軍神の怒りもあるが……これはいずれ。
さっきのは月の加護って名前の回復技だ。イノセンスで負ったものや心の傷以外の傷は癒せる」


答えながらテュールは教会へと歩く。
月詠はテュールの説明を聞き、己のイノセンスを理解する。

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