リレー小説

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03/22(Sat) 19:34
リトマス紙

「いーよー、一昨日賭場でかなり儲けたし、これくらいあればアレンの借金全額負担してもまだまだ残るなぁ
今日もやる気だから、なんだって買っちゃるよ♪」




上機嫌に少女は頷いて、カバンを閉じる

べしべし叩いてうまく締まらなかったベルトを固定し、またどこかにしまう




「じゃ、いつ買い物行く?
……って、そーだそーだ忘れてた。いつまでもお姉さん、だと他人行儀だから、チェシャ猫でいいよ♪
教団の人もそうやって呼ぶから」




少女、チェシャ猫は人懐っこい笑顔を月詠に向けて、「改めてよろしく」と手を差し出した

03/22(Sat) 19:55
月詠

まさかの賭博で稼いでた。
「そうですか……」と苦笑しか出来ない。


「買い物は朝ごはん食べて、少し休憩してからですね。

チェシャ猫さんですね。改めて、ウチは月詠と申します。よろしくお願いします」


お姉さんの名前を知ったウチは微笑み、差し出された手を握って握手した。

03/22(Sat) 20:23
リトマス紙

「ふふふ、やっぱり可愛い名前
儂は可愛い子大好きだ♪」




握手をして、チェシャ猫は微笑み返す

そしてお腹を押さえながらぽつりと呟いた




「朝ご飯かぁ…ちょっとお腹空いたかも、食パン一枚あれば間に合うから、それでいーなー
あ、買い物しながら儂のイノセンスについて教えるね
わかっておかないと間違って巻き込んだら大変だし、月詠ちゃんの教えてもらったからね
…ま、巻き込むなんてそんなへま、儂はやらないけどね」




最後はぼそりと呟いて、再び笑顔になった



「儂はこの中わからないからさ、案内よろしくね」


街は任せろ、と言ってチェシャ猫は笑った

03/22(Sat) 20:29
月詠

《食パン一枚でホントに大丈夫なのか?》

「(ウチも思った)

わかりました。
では行きましょうか」


柔らかく笑い、食堂へと向かう。
昨日、チェシャ猫さんは骨折していたから少し遅めに歩く。

03/22(Sat) 20:53
リトマス紙

月詠ちゃんのちょっと後ろを儂はついていく

いくら治してもらったとはいえ、まだ少し痛む右足を引き摺りそうになる
でも、そんな儂に合わせてか遅めに歩いてくれる月詠ちゃんに自然と笑顔になった




「気遣ってくれるんだ。ありがとー」




軽い言い方になってしまうけど、本当に嬉しい

…買い物に行く時にはなんとかしなきゃな
というか裸足はダメか?
今も裸足なんだけど…


……いや、儂は気にしないからいいや
歩ければ問題ない
歩くたびにペタペタいってなんか怖いけど

儂はあれか、オヤシロ様か


ま、いいや
それより、今日はAKUMAが来なければいいなぁ
教団に行く前にあんまり体力使いたくないし……フラグじゃないことを祈る

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