リレー小説
リレー小説の掲示板です。
皆さんで楽しみませんか?
舞台は「D.Gray-man」で時間軸はティモシー編の後くらい(このリレー小説はオリジナル)。
ホームは新しい方です。
大まかな感じはこうなります。
(このスレはこれ以上書き込めません)
03/23(Sun) 22:00
リトマス紙
「いややねぇ、頭上げて?別に気にしとれんから
にしても、素敵な名やねぇ月詠ちゃん
妾はリドル・アルヴィスタ、この店の店主であり寄生型イノセンスの適合者やし
同じイノセンス持ち同士、仲よぉしとってくれます?」
「……髪なんかどうでもいいじゃん…」
「猫ちゃん?あまり言う事聞かへんやったら妾怒りますえ?」
「……っ、…月詠ちゃん…頼める、かな」
リドルの笑顔にチェシャは顔を引きつらせ、月詠に顔を向ける
そしてリドルは思い出したかのようにチェシャの眼帯を指で押した
「ちゃぁんと清除しとる?この感触、あかんやえ?」
「……今朝やってないし、買い物してたから昼もまだ」
「…猫ちゃん?」
「ひっ!?」
リドルの笑顔から逃げるようにチェシャは月詠の背後に隠れる
その眼帯の下からは、赤い液体が流れ出ていた
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03/23(Sun) 22:06
月詠
「よろしくお願いします、リドルさん。
ありがとうございます、チェシャ猫さん」
頭を上げて笑顔を浮かべる。
二人の会話に首を傾げていたら、チェシャ猫さんがウチの後ろに隠れる。
「へ?え?」
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03/23(Sun) 22:18
リトマス紙
「月詠ちゃん、猫ちゃん捕まえて?右目あかんやし」
「問題ナイデス(ガタガタ)」
「そないこと違いますえ、早よせんと腐ってまいます」
「………」
「月詠ちゃんには、言ってええねや?」
「別に…」
「…ふぅ」
チェシャの態度にリドルは溜め息を吐く
そしていきなりチェシャの眼帯を取った
「ちょっ…!!」
「妾が作ったこれ、もう持たんやないの」
「…」
「月詠ちゃん、ちょっと着いてきて
猫ちゃんの右目、教えてあげる
もしもの時は貴女しかいいひんし、頼むえ」
神妙な顔をしてリドルは月詠を店の奥に手招いた
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03/23(Sun) 22:22
月詠
「わかりました……?」
よく分からないながらもリドルについていく。
テュールが眉を顰めてるのが分かる。
《……まさか、な》
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03/23(Sun) 22:50
リトマス紙
店の奥、まるで研究室のような場所でリドルは立ち止まり、月詠に振り返った
「猫ちゃんはなぁ、強いイノセンスを持つ適合者え
でも、逆十字はまだ制御のできるイノセンスやしゃ、問題はない
けどな?猫ちゃんの右目、眼帯してたあの目は…逆十字より強い力を持つんやえ
それを抑えるために、猫ちゃんは妾にこの眼帯を作らせた
…只の足止めに過ぎひんかったけでなぁ」
リドルの持つ眼帯が、ぼろりと崩れ、跡形もなく消える
それを見ながらリドルは小さく、確かに呟いた
「猫ちゃんの右目はイノセンス、しかも制御する事のできないほどに強い力を持ったイノセンス
アレンや、千年伯爵、ノアすらも凌ぐ強力なイノセンス
でも、それを扱うには逆十字を臨界点突破せやいけん
だからゆーて臨界点を突破しても、逆十字も強大な力
猫ちゃんの体が持ちおせん
やから、月詠ちゃんが、猫ちゃんの事、見とってくれん?
人と一緒におるの嫌いな猫ちゃんが、唯一一緒におるんが月詠ちゃんだけなんえ
お願いや」
リドルのベージュ色の瞳が揺れた
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