リレー小説


リレー小説の掲示板です。
皆さんで楽しみませんか?

舞台は「D.Gray-man」で時間軸はティモシー編の後くらい(このリレー小説はオリジナル)。
ホームは新しい方です。
大まかな感じはこうなります。

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03/29(Sat) 20:16
月詠

「ここか……起きろ、“マスター”」

《ん……チェシャ猫さん!!》

「チェシャ猫様なら医務室だ」

《…っ…何で人格化してるの、ウチ》

「俺だから」

《……あいつか》

「さぁ?」

《とりあえず代わって、リドルさんに聞くかしないと!》

「分かってるよ」


ウチと“あいつ”の人格が入れ替わる。
そのままリドルさんのお店へと入った。


「リドルさん!リドルさん、いますか!?」

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03/29(Sat) 20:25
リトマス紙

「ほえ?あらあら月詠ちゃん、いらっしゃい、どないやの?」



突然の来客に驚きながらリドルは店の奥から出てくる

手には本が握られていて服装は白衣を羽織っている
そして、何かを察したのか瞳が鋭く細められた



「猫ちゃんの事、やね?
用件は」



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03/29(Sat) 20:32
月詠

「実は…」


ウチはなるべく分かりやすくなるように説明する。

教団でコムリンというロボットが暴れていたこと。
そのコムリンに向かっていきなりチェシャ猫さんが第2解放したこと。
倒れたこと。
とても顔色が悪くなって、右目からどす黒い血を流したこと。
眼帯が砕けたこと。

まだ伝えないといけないことがあるかもしれない。
けれど焦るウチはそれを思い出せない。


「お願い、チェシャ猫さんを助けて……!!」


この世界で初めて会った、優しいお姉さん。
その人を死なせたくない、生きててほしい。

涙が頬を伝うのも気にせず、ウチは言い切った。

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03/29(Sat) 20:52
リトマス紙

「そっか…猫ちゃんそない無理したんね
口では嫌々言うても本当は仲間想いのえぇお人なんよ
せやから、仲間が傷つくのが大嫌いで、仲間を守る為なら自身の犠牲も厭わない
ほんに…滅茶苦茶なお人や」



リドルは指先で月詠の頬を伝う涙を拭い、ふわりと微笑んだ



「猫ちゃんは月詠ちゃんが大好きで、それを守りたくて、逆十字を解放した
大丈夫よ、逆十字を解放したくらいでは死にせん
今は風邪より少し重い症状が出てるんだけや
あれはどんな術でも治すんは無理や、じゃしのぅ猫ちゃんの回復力に任せるしかないんね
でも、それの手助けは出来る
辛いやろうけど、一時間置きに薬水を水で薄めたので体を拭いてあげる
それが少しでも早く治る方法やえ

それと、月詠ちゃんにあげた髪紐、大事に使ってね?あれは猫ちゃんが唯一編んで作った守護の魔法が掛かったやっちゃ
ほいでは、ご主人様を、頼んだえ」



いきなり景色が歪み、気が付くと教団の中

しかし、月詠の片手にはチェシャの眼帯と、リドルが読んでいた本が納まっていた



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03/29(Sat) 20:58
月詠

「……っ…わかり、ました」


その言葉を聞き、頷く。
教団に戻ったのが分かり、“そいつ”へと声を掛ける。


「―――、医務室に送って」

《はいはい》


その瞬間、チェシャ猫さんの横たわるベッドの横に立っていた。

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