リレー小説

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04/19(Sat) 06:58
月詠

「手伝えるか聞いたんですが何か皆、自分で全部準備しないと駄目らしいんですよね」


これもある意味で嘘はついていない。
プレゼントとかはそういうものだし、ウチから聞いたんじゃなくてアレンから頼まれた。
まぁ、バレちゃ駄目だから要点だけをぼやかしてるんだけどね。
……そしてアリスさん撫でたい、めちゃめちゃ撫でたい。

05/13(Tue) 11:23
リトマス紙

「そう……」



つまらなさそうに耳を垂らし、口を尖らせる


パラパラ手持ちぶさたに本を開き、ぱたりと閉じた



「でも、サイトが来ないと暇だ」



くありと欠伸をして、アリスは頭の上に本を置き、器用にバランスを取りながらクッションへとダイブした

ぽふん、と小さな体が跳ねて黒い毛並みが赤いクッションに沈む



「暇だよ、覗きに行くくらいはいいかな?」



月詠へと顔を向け、こてんと首を傾げた

05/16(Fri) 07:50
月詠

「んー……どうなんでしょう…」


そこはウチも考えた。
何も言われてないからだ。


《……ならさ、ちょっとやりたいことがあるんだが》


やりたいこと?
テュールが言ったやりたいことを聞き、とりあえず伝える。


「アリスさん、話を変えてすみませんが何かテュールが魔法を覚えてみたいとか言い出したんですが」

《いいか?》


まぁ、駄目だったら覗き見くらいはいいか。

05/21(Wed) 20:33
リトマス紙

「ん?魔法?いいけど、どんな系統がいいの?
人によって馴染むの違うし、どんな魔力を持ってるのか、とかあるからねぇ」



言いながらアリスは本棚から一冊の分厚いA4サイズの本を取り出し、その上にお座りした



「私が基本的に使うのは主従を用いた縁がもたらす様々な魔力の魔法だけど、一般的なエーテルを使ったり、召喚したり、媒体を使ったり、魔法はいっぱいある
ソロモンを眷属にしたり、ケルト民族のものだったり、陰陽術も一種の魔法よね
だから、どうしましょ?」



黒猫姿で可愛らしくアリスは首を傾げた

05/21(Wed) 21:45
月詠

「ウチがなんとなくわかるのは陰陽術とルーン魔法ですかね…」

《召喚がいいだろ、いちいちメールするのはめんどくさい》


可愛いなぁと和みながら答えたウチに、テュールは真顔らしい雰囲気で言う。
まぁ、確かにそうなんだが。

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