リレー小説
05/23(Fri) 15:36
リトマス紙
「うんうん、優秀で素直な子は好きだよー
いつしか私も喚ばれたいかも」
「主人を喚んだら一気に魔力持ってかれますよ」
「……(姫は強いからねー)」
「ふはは」
なんて談笑しながら二人を見る
そろそろいいかな?と思っているとサイトが来た
「アリス、服」
「あ、はーい
着替えてくるから練習しててー
これでいいと思ったら言って、帰るから」
そう言い残してアリスは違う部屋に入っていった
05/23(Fri) 17:14
月詠
「わかりました」
集中してるテュールは気づかず、ウチは彼の分も含めて返事する。
紅桜は紅い小鳥になって銀星と戯れてる。
リンクを維持しながらぼんやりした。
05/23(Fri) 18:33
リトマス紙
「んー、この服って露出高すぎよねえ
アンに見られたら面倒臭いけど、コートもあるからいいか」
アリスは藤色のノースリーブのフードつきロングコートを羽織り、黒主体で紫のラインが入った服を着て部屋から出てきた
先輩の動きが止まる
視線は大きく開いた胸元からさらけ出されたお腹、そしてタイトスカートとニーソから覗く絶対領域(太股)で止まり、ぐっと親指を立てた
「どこ見てんだ、変態か」
「あ、ちょ、ギブギブ」
二の腕半ばまでの黒い手甲、その上から押さえるようにつけられた鎖が切れた手首の手錠を首に食い込ませるようにキャメルクラッチを繰り出す
先輩はじたばたともがき、姿の見えない先生はテレパシーでケラケラと笑い出した
05/23(Fri) 19:14
月詠
「月詠」
「了解」
先輩さんに冷たい視線を向け、彼だけのリンクを少しずつ少しずつ保てなくしていく。
慣れれば簡単にやれる。
「「……変態」」
紅桜と銀星(小虎)が愛らしい見た目とは裏腹に、冷たい目で先輩さんを見て呟いた。
05/24(Sat) 11:57
リトマス紙
「ま、いつものコミュニケーションだけどね」
「だったら本気で首締めないで……」
「いや、なんかアンを思い出したから苛ついて」
「俺はあの兎の所為でこんなことに!?」
先輩はぐったりしながらきゃんきゃん騒ぐ
それを軽やかにかわしてアリスは月詠の頭を撫でた
「ありがとね、でも大丈夫よ、先輩とのコミュニケーションだから」
「フェミニストですもんね、先輩は」
「エロいより可愛い方が俺は好きだぜ…」
「……アンとは大違いね」
見習って欲しいわ、と呟いてアリスはクスクスと笑った
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